あはは~。こんにちは。
ワンドサーチに登録したいんですけど、作品3個以上ないとだめなんですね。
だから、昨日から即興で作っています。
だから、読みにくかったりするかも・・・。
てへ。
でも素人作品だから多めに見てね。
あと、このたびは、お題配布サイトTV様から、お題を拝借させていただきました。
ありがとうございます。
君を想う気持ちに迫られて気がくるいそうだ
なんとかしてくれ神様
「あの、・・・どうかしら?」
恥じらう彼女は花のよう。
そんな陳腐なセリフなど合わないほど、この学園に咲く花以上、いや世界中の花を集めても、今日の彼女は愛らしかった。
そんな僕の彼女(といってもいいのかと思うぐらいだが!)を見つめて、早朝から寝ぼけているのかと言われるほど、僕は顔から表情が一切抜けていたと思う。
それはいわば、恍惚としたもの。
「・・・・・・・・・・」
「あのノエル?その、・・・やっぱりおかしかったのね・・・」
しゅんっとなった彼女の伏せた長い睫に悲しそうに結ばれた唇に、一瞬違う意味でも我を失った。
「!!・・・ち、違うぞ!た、ただ、ただだなぁ!!?」
「・・・・」
「うっ!?」
じっと見つめられて、固まってしまう。
なんだというのだこの可愛さは!
今目の前にいる彼女は、いつもアップしている髪をすべておろしていた。
そして耳元辺りまで、カチューシャのように赤いリボンと共に編み込みをしている。
それから、ほんのりとチークを施した頬。
ラメというものだろう、誘うようにひかる小さな唇。
元気よく、快活に。太陽のような少女。
それがぴったりと当てはまる常の彼女は、今日、しとやかで可憐な全く別人の少女に見えた。
「~~~~~~~っ!??」
「いいのよ、ノエル。・・・無理しないで。」
最後の言葉がとても小さかった。
きっと、僕なんかに褒めてもらうのを期待していたのだろう。
(どうする!?こんな時、どういう言葉が一番喜んでもらえるんだろうか!?)
頭の中は、目の前の愛らしい姿に翻弄され整理が全くつかない。
「言葉、言葉、言葉、言葉言葉言葉・・・・・・!!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
目の前でふっと風が吹いた。
小さなそれに、ん?と前を向くと、ルルがマントを翻し背を向けていた。
「る、ルル・・・?」
「・・・・・・・。」
「お、おーい・・・、ルール?」
「・・・・・・つ・・・うぅ・・・・!」
ダーーーーーーーーーーーー!!!
「!!」
彼女の柔らかな髪がいつも以上にはねている。
「!!!」
なぜか小柄なルルの足音がズドズドと聞こえる。
「・・・・・・え、あ、ルル!」
花に水を上げているプーペを迅速な速さでうまく避けながら、
・・・・消えた。
「あ゛ぁあああああ――――――――!!!!」
Noel : side
配布元:TV[0回]
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